社長BLOG

新聞社の有料課金モデルは成立するのか?

米国の新聞社が有料課金モデルを始めようとしている。

うまくいくのだろうか?

有料課金というと、みんなが思いつくのはコンテンツ課金モデルだ。
月会費制にせよ、1記事5円のマイクロ課金制にせよ、どちらも共通して
「価値のある記事は、お金を払った人にだけ読ませてあげる」

と言うビジネスモデルだ。

ここで、新聞のコンテンツ課金分野において、読者が何を価値としてお金を払うか考えてみると、

1.情報の質が良い
 他で手に入らない、自分にとって価値ある情報が提供されている
 おもしろい、ためになる、気づきがあるなど
2.情報をタイミング良く、効率よく吸収できる
 配達されるので朝パジャマを着たままで読める
 面が大きいので、一気に情報を読める
 紙なので、食卓、キッチン、洗面などで気軽に読める

こんなかんじか。
 
コンテンツとしての新聞の価値は、日本では特に、紙が現場に届くと言う価値は相当高そうな気がするなぁと言う印象。
自分はコンテンツ課金における、新ビジネスモデルが成功するかどうかは、1.2.のふたつの要素にかかっていると思う。
有料にすることで、1.2.の両方を向上させることができればいいが、どうも2.を損なってしまいそうな気がしている。

たとえば、家のブラウザでは課金登録してあるから、すんなり読めたけど、会社からだとIDとパスワードの入力を求められて、コンテンツを読むのに20秒余計にかかった。

なんて事があったら、完璧にアウトだ。もう立ち直れない。
でも、なんとなくこうなりそうなんだよね。こういう対策考えているのだろうか?

ニッチなコンテンツは課金する。ほかで情報を得るのはもっと大変だから、少々不便な方法でもOK。
一般ニュースは制限しないでまきえさにする。どこよりも超便利なサイトにする。

が勝ちパターンだろう。

※実は、ソーシャル研究家としては、第三の切り口があり実はこれがキモになるんじゃないかと思っている。

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