社長BLOG

工場作業員の転職で思った、幸せな職業人のあり方について

親は先月まで、株式会社手嶋紙工というダンボール工場を経営していました。

どこからどう見ても零細の町工場です。

自分が小さい頃は、そこそこ町並みに合った工場だったのですが、急速にベッドタウン化が進み、
今は板橋区の舟渡という町で工場をやっているのは数えるほどしかありません。

舟渡町がどんなところか?は、母校舟渡小学校の校歌を見てもらえると、
当時の町の様子が想像できると思います。なかなか衝撃的です。

一.夜明けの空には 工場の煙
  サイレン鳴って 鉄打つ響き
  今活動の 幕は開く
  舟渡の町よ われらが故郷

二.煙にも負けず 音にもめげず
  元気に集う 強い子良い子
  明るい窓に 文を学び
  体をきたえて 知識をのばす

三.荒川づつみと 新河岸の流れ
  生産増して 工業さかり
  われらも進む まけずに進む
  誇りて上げよう 母校のその名

煙にもまけず、音にもめげずって、宮沢賢治みたいな世界です。
煙が2回も出てくるので、よっぽど大変だっんでしょう。
生産増して、工業さかり、って戦後復興まっただ中!ですね。

さて、そのダンボール工場ですが、3月でいよいよ引退、廃業となりました。長い間お疲れさま。
廃業は、自分が継がなかったからですね。

この手嶋紙工ですが、40代なかばの従業員がいます。このご時世、再就職大変なんじゃないかな?と思っていたんです。
ところが、同業のダンボール工場の何社からもラブコールが来ました。
中年の転職が大変だと言う話をよく聞く中で、驚きました。
小さい業界はその業界なりのネットワークがあるんですね。

外を見れば、就職活動まっただ中。

方や町工場のダンボール屋の作業員、40半ばでラブコール
方や大手サラリーマンで、転職大変。

いろんな幸せがあるのかもなぁ、と思ったヒトコマでした。

※オチ無しです。

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