社長BLOG

所帯を持って書斎を持ちました

独身一人暮らしの頃は、遊ぶのもソフトを開発するのも、いつでも自由でした。
今、結婚し家族が増えて、賑やかになり楽しく過ごしています。

その反面、時間的にも、意識的にも、開発や作業に集中して作業に没頭することがしにくくなりました。
エンジニアとしての危機を感じます。

世間の所帯持ちエンジニアのみなさんは、どうやって意識を切り替えて作業をしているんでしょうか?

作業に集中するために、自宅に書斎を構えました。

憧れの書斎です。

広い部屋は贅沢すぎるので、食料や掃除用具、冬のストーブなんかをしまっておく3畳ほどの倉庫を整理して書斎を作っています。
まず倉庫の中身を断舎利して、空いたスペースにパソコン、プリンタ、モニタを搬入し、無線WiFiをセット。

狭くて大きなオフィスチェアを入れられないので、ベンチを導入しました。

201508181820

ベンチ、正解でした。2台のパソコンを移動して作業するのですが、オフィスチェアよりも快適です。
ここのところ、家にいる時の殆どをここで過ごしているような気がします。

おかげさまで自分も結婚して、所帯持ちの仲間入りができました。
同じような境遇の方々と、「創造性と家庭の両立」について話し合ってみたいです。

都心のオフィスに集まって働く、スタイルが最良では無いと思っています。
手嶋屋も、自分を含めて所帯を持ったり子どもを産んだりというメンバーが増えてきました。
もっといい働き方にアップグレードする必要があります。

科学研究に投資できるのが一番幸せ、そのために軽やかに生存し秩序を保つ

昨日のSCHOLARに参加して思いついたアイデアをメモします。

講演者は高井研先生、深海調査、地球外生命体の調査などに取り組んでいます。

その先生からの問題提起
「生活にすぐには役に立たない科学研究に、大きな予算を投じる意義とはなにか?」

まず、自分は人生の格言として2人の先輩エンジニアの言葉を持っています。

スティーブ・ウォズニアック
“Happiness equals food, friends, and fun.”
幸福は、食料、友人、楽しみだ

リーナス・トーバルズ
人間の活動は、生きるため、社会秩序を保つため、そして楽しむためとステップを進んでいく。

自分は、生活にすぐには役に立たない科学研究に、大きな予算を投じる状態がとても幸福である。と思います。

それは、生きるため、社会的秩序を保つためにお金を使うことよりも、もっと高尚なステージに居る余裕があることの証です。

命題「生活にすぐには役に立たない科学研究に、大きな予算を投じる意義とはなにか?」

に対しては、

好奇心にお金を使える状態が幸せである。そこにバンバンお金を使えるように、努力して軽く生き延び、社会的秩序も保とう。

もし、生存や社会的地位が脅かされたら、一旦生存や社会的秩序の安定に立ち返り、再び楽しみにお金を使えるように、生存や秩序を改善しよう。

固定費払ってWebpayの手数料が安くなるプロプラン、売上いくらからが得になるのか?

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クレジット決済代行サービスのWebpayには、ふたつのプランがあります。
* 維持費用無料でカード手数料が3.25%のスタータープラン
* 月々9,800円かかる代わりに、手数料が2.96%になるプロプラン

要するに、固定費を払えば決済手数料を割り引くよ、というプランです
※下がるのはVISA/MASTERのみ JCB Diners AMEXは手数料固定

一体月々いくら売り上げれば、プロプランのほうが安くなるなるんでしょうか?

中学生の連立方程式を引っ張りだして、計算してみました。
二元一次方程式です。

IMG_0526
図のようにxを売上、yを手数料と取ります。

y = 0.0325x
y = 0.0269x + 9800

とすると、
x = 1,750,000 売上175万円
y = 56,875 手数料56,875円

となりました。VISA/MASTERの売上が、毎月コンスタントに175万円を超えるようなら、
プロプランに切り替えたほうがお得。ということになります。

「RPG飲み」食べログに頼らない新しいお店開拓の方法

RPG飲みについては、ナカーマブログのほうが適していると思い直し、
そちらに移動しました。

http://naka-ma.pne.club/post/121250181636/rpg

Mailgun今のところ安定しています

手嶋屋では

pne.jpのメールの配信サービスにAmazonのSES

PNE.clubのメール配信サービスにMailgun

をそれぞれ利用しています。

Amazon SESは、たくさん送信できるメールサーバのレンタルサービスと言う位置づけ。

一方でMailgunはもう少し高機能で、API経由の送信、受信処理、キャンペーンのユーザートラッキングにも使えます。

月間10,000通の配信まで無料。まだPNE.clubが使いきっていません。
早く有料になるほど、ユーザーを拡大したいです。

メールサーバを自社運用するのは大変なコストがかかります。
レンタルサービスの利用をおすすめします。

http://www.mailgun.com/

サーバ不要でネットアプリを開発できる技術、MBaaSに注目しています

MBaaSは mobile backend as a Serviceの略で、主にスマートフォンアプリを開発する際に、
バックエンド(クライアントアプリと対向するサーバ)を提供してくれるサービスのことを言います。

スマートフォン開発時に毎回必要になる各種の要素

  • データベースの設定・管理
  • Facebook Twitterとの認証連携
  • 各プラットフォームへのプッシュ通知
  • 利用率、アクセス解析
  • ユーザーの管理(追加、編集、検索、削除)

が、サービスとしてWEB管理画面で提供されている手軽さが売りです。

手嶋屋では2つのサービスでMBaaSを使っている

1つ目は練習として、firebaseを使って、簡単なチャットサービスを作りました。
これは公開する前に、別のプロダクト(PNE.club)を作り始めてしまいました。現在お蔵入りです。

2つ目は、手嶋が今一番情熱をかけて取り組んでいる、PNE.clubに全面的に利用しています。
Parse.comを使っています。

ちなみにどちらも、JavaScriptベースのWEBアプリケーションです。MBaaSと言いながら、モバイルアプリにはまだ取り組んでいません。
WEBアプリのほうが開発スピードが早いです。将来的なアプリへの拡張がしやすいのは大きな安心感があります。

なぜMBaaSに注目しているか?

注目している理由は、
楽ちんWEBの時代がMBaaSで復活するかも?

と感じたからです。
楽ちんWEBとはなにかというと、

  • サイトからソフトウエアをZIPでダウンロード
  • FTPでレンタルサーバにアップ
  • configファイルをちょっと弄って
  • ブラウザでアクセスすればハイ完成

こんなかんじで実現できるアプリのことです。
WordPressにしろ、OpenPNEにしろ、スクリプト言語のWEBアプリはだいたいこんなかんじでインストールできていました。
それが今や、SSH必須、パッケージ管理スクリプト必須になって、楽ちんWEBとは程遠い状態になっています。

そもそもOpenPNEは、
「ソフトウエアなんてわからないリーダーでも、自分でコミュニティが作れる」
という夢を実現するソフトウエアでした。

時代が変わったいま、この楽ちんWEBはMBaaSで復活できると直感しています。

MBaaSの情報源は?

手嶋は、特定のソフトウエア/サービスを作るために使える道具を探すというスタンスであるため、
自分が試したfirebaseとParse.comの2つのみしか持ちあわせていません。
MBaaSを網羅的に解説されている方もいるので、それを参考にしてください。

http://qiita.com/cognitom/items/ead2837115bc900a0acc
http://matome.naver.jp/odai/2138620499863058801

※海外の盛り上がりに比べ、国内の情報源は、落ち着いてきていて、更新が停滞している印象があります

とりあえずどれを使うのがオススメ?

Parse.com一択です。

MBaaSはいま、猛烈な群雄割拠の時代にあります。
いわゆるクラウドサーバと違って、サービス間の互換性がまったく無いので、勝ち残れるだけの規模が徹底的に重要になります。
その意味でどれだけサービスが優れていたとしてもスケールしにくい国産のMBaaSを選ぶのは現時点で、大変危険です。
サービスが停止しても、ソースコード、インスタンス一式提供するという契約条項がついていない限り、とても怖くて使えません。

国産MBaaSメーカーは、こうしたサービス停止時の条項をつけることで、デベロッパーに安心感を与えられる可能性があります。

サービス開発の合間に、情報共有をしていきたいと思います。
MBaaSやりたいぜ!一緒にやろう!なんて方、ぜひ手嶋にご連絡ください。

人工知能ブームが今、再燃している真の理由

人工知能ブームがなぜ今、再燃しているのか?解説します。

なんでこれまで人工知能が流行らなかったの?

これまでの人工知能は、

人間の生身の世界に、機械がどれだけ対応できるか?歩み寄れるか?

を目標としていました。

音声認識、画像認識、アシモのようなロボットまで、基本的にすべてです。

そりゃ人間が口頭で話している以上、人工知能だって、音声認識しなければ、コミュニケーションの輪に入れず、役に立つことができません。

これまで人工知能が流行らなかったのは、

人間と交流のためのインターフェースが合わず、適切なインプット・アウトプットができない

これが最大の要因です。

なんで今人工知能が再燃しているの?

もちろんコンピューターの解析性能の向上、保存できるデータ容量の増加、アルゴリズムの革新、通信ネットワークなどの要因はあります。

それでも、実のところ最大の要因は、

人間がコンピューターネットワーク上で生活するようになり、機械に歩み寄ったから

です。

まずは機械が情報をインプットする環境について。人間が機械に歩み寄っています。

雑音が響き渡るカフェや会議室で話すのではなく、
メールやチャットSNS上で、機械が解析しやすいテキストで交流しています。
監視カメラで追いかけなくても、機械が解析しやすい形で、移動履歴を丁寧にマップ上にアップロードしてくれています。
人間関係についても、フレンドリンクという形でSNS上に公開しています。これも機械が解析可能です。

次に、機械が情報をアウトプットする環境について。これもやっぱり人間のほうが機械に歩み寄っています。

商品の販売について。
機械が店頭に商品を陳列したり、並び替えたりしなくても、Amazonの紹介画像の順番を差し替えるだけで、買ってくれます。
「店頭に並べろ!」と言わないわけですから、人間が機械に歩み寄っているといえます。

広告についても、わざわざまちなかのディスプレイや看板を張り替えなくても、サイトに表示される広告画像を差し替えるだけで、人間がそれをクリックしてくれる(それが成果になる)わけです。
「渋谷の交差点の看板を俺が通る時だけ好みなものに差し替えろ!」なんて言わないので、これも人間が歩み寄っています。

この人間が機械に歩み寄ることは、自分が2004年にソーシャルネットワークを見て、これだ!と思った最大の理由です。
「SNSだと、わざわざ人間がネットワーク上に来てくれるなんて、人工知能が活躍できそう」

それから今まで、一本調子で、人間生活の機械化、ネットワーク化が進んでいます。
もう、宇宙人に襲われたり、隕石が飛んできたりしない限り、SNS以前、ネットワーク以前に戻ることは無いでしょう。

よって、今回の人工知能ブームはホンモノであり、ブームが去ること無く進歩続けることになります。

工場作業員の転職で思った、幸せな職業人のあり方について

親は先月まで、株式会社手嶋紙工というダンボール工場を経営していました。

どこからどう見ても零細の町工場です。

自分が小さい頃は、そこそこ町並みに合った工場だったのですが、急速にベッドタウン化が進み、
今は板橋区の舟渡という町で工場をやっているのは数えるほどしかありません。

舟渡町がどんなところか?は、母校舟渡小学校の校歌を見てもらえると、
当時の町の様子が想像できると思います。なかなか衝撃的です。

一.夜明けの空には 工場の煙
  サイレン鳴って 鉄打つ響き
  今活動の 幕は開く
  舟渡の町よ われらが故郷

二.煙にも負けず 音にもめげず
  元気に集う 強い子良い子
  明るい窓に 文を学び
  体をきたえて 知識をのばす

三.荒川づつみと 新河岸の流れ
  生産増して 工業さかり
  われらも進む まけずに進む
  誇りて上げよう 母校のその名

煙にもまけず、音にもめげずって、宮沢賢治みたいな世界です。
煙が2回も出てくるので、よっぽど大変だっんでしょう。
生産増して、工業さかり、って戦後復興まっただ中!ですね。

さて、そのダンボール工場ですが、3月でいよいよ引退、廃業となりました。長い間お疲れさま。
廃業は、自分が継がなかったからですね。

この手嶋紙工ですが、40代なかばの従業員がいます。このご時世、再就職大変なんじゃないかな?と思っていたんです。
ところが、同業のダンボール工場の何社からもラブコールが来ました。
中年の転職が大変だと言う話をよく聞く中で、驚きました。
小さい業界はその業界なりのネットワークがあるんですね。

外を見れば、就職活動まっただ中。

方や町工場のダンボール屋の作業員、40半ばでラブコール
方や大手サラリーマンで、転職大変。

いろんな幸せがあるのかもなぁ、と思ったヒトコマでした。

※オチ無しです。

ソーシャルメディアを使っている候補者に投票するといい

SNS専門家の端くれとして、ソーシャルメディアを使っている候補者は、
そうでない候補者に比べて良い政治をやる確率が高いです。

ソーシャルメディアは、日頃の行いがツツヌケ。
まじめに活動しないとすぐに、周りから指摘され、炎上します。

炎上が嫌になった候補者は、ソーシャルメディアを使うのをやめてしまいます。

それでもなお選挙にSNSを使い続けようという候補者は、素晴らしい運用をしている可能性が高いです。

誰に投票するかに迷ったら、政党、思想に限らず、ソーシャルメディアを活用している候補者を選んでください。

過去ログを1年ぐらい遡れば、候補者の人となりが見えてくると思います。
あとは、好き嫌いで投票するのがいいでしょう。

4/20 SCHOLAR.professor 佐倉 統「人と機械をつなぐ方法」

これぞというお客さんに案内させていただいている、SCHOLAR.professor 次回のイベントが公開になりました。
運営も少しずつ改善してきていて、今回は3週間告知期間を取ることができました。

佐倉 統 先生は 進化生物学者です。
人工知能や Internet of Thingsが現実になりつつある今、ちょうど聞きたい話です。

http://scholar4th.peatix.com/

SCHOLARの会費集金・管理にPNE.clubを使ってもらっています。
手嶋は、システムを含めた、メンバーシップコミュニティ全体の発展に責任をもって取り組んでいます。

まだバタバタ、バタバタ進めていますが、

今の日本のどこにもない、良質な科学技術コミュニティができつつあると、自負しています。
ぜひ、一度ご参加ください。

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