社長BLOG

人工知能ブームが今、再燃している真の理由

人工知能ブームがなぜ今、再燃しているのか?解説します。

なんでこれまで人工知能が流行らなかったの?

これまでの人工知能は、

人間の生身の世界に、機械がどれだけ対応できるか?歩み寄れるか?

を目標としていました。

音声認識、画像認識、アシモのようなロボットまで、基本的にすべてです。

そりゃ人間が口頭で話している以上、人工知能だって、音声認識しなければ、コミュニケーションの輪に入れず、役に立つことができません。

これまで人工知能が流行らなかったのは、

人間と交流のためのインターフェースが合わず、適切なインプット・アウトプットができない

これが最大の要因です。

なんで今人工知能が再燃しているの?

もちろんコンピューターの解析性能の向上、保存できるデータ容量の増加、アルゴリズムの革新、通信ネットワークなどの要因はあります。

それでも、実のところ最大の要因は、

人間がコンピューターネットワーク上で生活するようになり、機械に歩み寄ったから

です。

まずは機械が情報をインプットする環境について。人間が機械に歩み寄っています。

雑音が響き渡るカフェや会議室で話すのではなく、
メールやチャットSNS上で、機械が解析しやすいテキストで交流しています。
監視カメラで追いかけなくても、機械が解析しやすい形で、移動履歴を丁寧にマップ上にアップロードしてくれています。
人間関係についても、フレンドリンクという形でSNS上に公開しています。これも機械が解析可能です。

次に、機械が情報をアウトプットする環境について。これもやっぱり人間のほうが機械に歩み寄っています。

商品の販売について。
機械が店頭に商品を陳列したり、並び替えたりしなくても、Amazonの紹介画像の順番を差し替えるだけで、買ってくれます。
「店頭に並べろ!」と言わないわけですから、人間が機械に歩み寄っているといえます。

広告についても、わざわざまちなかのディスプレイや看板を張り替えなくても、サイトに表示される広告画像を差し替えるだけで、人間がそれをクリックしてくれる(それが成果になる)わけです。
「渋谷の交差点の看板を俺が通る時だけ好みなものに差し替えろ!」なんて言わないので、これも人間が歩み寄っています。

この人間が機械に歩み寄ることは、自分が2004年にソーシャルネットワークを見て、これだ!と思った最大の理由です。
「SNSだと、わざわざ人間がネットワーク上に来てくれるなんて、人工知能が活躍できそう」

それから今まで、一本調子で、人間生活の機械化、ネットワーク化が進んでいます。
もう、宇宙人に襲われたり、隕石が飛んできたりしない限り、SNS以前、ネットワーク以前に戻ることは無いでしょう。

よって、今回の人工知能ブームはホンモノであり、ブームが去ること無く進歩続けることになります。

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