社長BLOG
人が集う場が、コミュニケーションの場
- 2011-06-08 (水)
- 社長BLOG
では長く使える、コミュニケーションインフラとはなんであっただろうか?
				例は極端だけど、いくつか挙げてみる。
◆非テクノロジ
				・井戸(井戸端会議ができる)
				・タバコ部屋、給湯室
				・居酒屋(会社の人事は飲み屋で決まる、というやつね)
コミュニケーション用に設計されたわけじゃないけど、たまたま役に立ってるというところが面白く、研究しがいがある。
				ポイントは、「人が集う場」ということ。
一方で会議室なんかは強制的に集められる専用の場、と位置づけている。
◆テクノロジ
				ここは複数人コミュニケーションインフラかどうかは微妙だけど、押さえておこう
				・郵便、電話、FAX
				・電子メール、メーリングリスト、掲示板
これらは主に1:1のコミュニケーションの線であって、場ではない。
◆テクノロジ(ソーシャル)
				・インスタントメッセンジャー
				・mixi Twitter Facebook(流行SNS)
				・プライベートSNS
ソーシャルになってから、線の数が多くなり、線から場へと進化した。
井戸やタバコ部屋なども、あえてたとえに出しているのには理由がある。
たとえ目的は違っていても、人が集う場がコミュニケーションプラットフォームになる。ということ。
単一な個人個人の線から、複数人の複雑な線の集合が、ソーシャルになってから実現した。
井戸は最低でも10年は使うだろう。
				(タバコ部屋はなくなってきたが)給湯室も使い方も場所もそうそう変わるもんではない。
				どちらも流行り廃りがない。
問題なのは、最近のコミュニケーションプラットフォームについてだ。
				いうなれば、井戸や給湯室の場所が、2年ごとに変わってしまうことが問題だ。
毎年井戸の位置が変わり、毎回異なる参加者が集まるようであれば、そもそも「井戸端会議」という言葉は作られなかったんじゃないか?
現代、人が集う場として変わらないものは何であろうか?2年ごとにトレンドを追わなければならないのだろうか?
 





