社長BLOG

「OpenPNEが組織そのものになる」EGMサミットでの気付き

「今いろんな組織(メーカー、企業、自治体、メディアなど)がSNSに対して行っていることは、情報組織、情報社会というゴールにたどり着くための試行錯誤なんだ」

ということ。

これは自分がOpenPNEプロジェクトで常に意識している

「OpenPNEが組織そのものになる」

という設計思想に起因している。サミットに参加し、あらためてこの思いを深めた。

EGMサミットは主に大企業の従業員が集まって、社内SNSのあり方について語り合うイベントだ。

ある会社では、福利厚生の道具として業務以外の使い方を奨励し、またある会社では、積極的に業務の中に取り入れようと努力している。

参加者の属性もまちまちで、自主的に参加する社員の一部だけが参加するケースもあれば、全従業員を強制的に参加させるケース(手嶋屋もそう)、社員管理システムとID連携をして自由にログインできるようにしている会社もあった。

そこで自分は「その社内SNSのゴールはなに?」と思った。なんだかどれもゴールがよくわからないのだ。

半年ほど前に地域SNSのイベントに参加した時も、同じような感覚を持った。

地域SNSの場合は、企業のSNSと同じように目的はなにか?誰が入るか?という要素に加え、誰が運営するか?どこまでのメンバーを対象とするか?という新たなパラメータが加わり、さらに複雑になる。

地域SNSのイベントにも、ゴールのヴィジョンが必要なんじゃないか?と、当時思っていた。

この二つのイベントに参加して、特にEGMサミットに参加して、改めて確認したのが

「今いろんな組織(メーカー、企業、自治体、メディアなど)がSNSに対して行っていることは、情報組織、情報社会というゴールにたどり着くための試行錯誤なんだ」

このこと。

組織が取り組むSNSのゴールは、情報ネットワーク上に組織そのものをつくること。これ以外のゴールは無いと信じている。

今はまだ、参加者の発想がリアルに寄り過ぎているのではないかな。オフィスはあるよな、工場はあるよな、仕事は机の上でやるもんだよな。という感覚を持った上で議論をしている。すなわち、軸足をリアル側においた上で議論や改善を進めているんだ。

一度これらの概念を取り去り、会社がSNSそのもので、会社の組織活動はすべてSNS上で行われると、考えてみて欲しい。バーチャル側に軸足をおいて、そちら側から社内SNSのあり方や設計を考える。

自分はOpenPNEの設計者の一人として、そのゴールは「OpenPNEが組織そのものになる」であると確信している。

好き嫌いにかかわらず、組織のバーチャル化は進み、ネットワーク上で組織の活動をするようになる。合理的に考えてそこから逃げるよりも積極的に取り組んでいったほうが得が多いと思う。

でも、どうせなるなら、人間らしく楽しいものを作りたいとも思う。その設計にしても、がさつなグローバルスタンダードではなく、日本の組織の繊細な部分も表現できる仕組みをつくりたい。そんな気持ちでOpenPNEを設計している。

自分のコンセプト「OpenPNEが組織そのものになる」は間違ってないと感じた。

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