社長BLOG

鉛筆はダメだ、すずりと筆で書かなくては

現在:

「電子教科書なんてけしからん。紙を読み、紙に書くことによってこそ、本当に知識として身につくんだ」

100年前:

「鉛筆で書くなんてけしからん。すずりで精神を統一し、筆で書くことによってこそ、本当に知識として身につくんだ」

これを読んで、どう思うだろうか?
おそらく100年前の方は
「まあ、別に鉛筆でもいいんじゃないの?便利だし」
と思ったのではないか?

そもそもこの記事を書こうと思ったのは
「バーチャルなカブトムシを集めることに満足するのは、子供の成長に良くない」

なんて同年代の仲間に言われ、自分が驚いたことがきっかけになった。
そこで自分は、

「庭で育てたニワトリを自分でひねらなくては、食の本当の尊さは理解できない」
「あなたそんな経験ある?」

と言い返した。

おそらくその彼は、田舎の雑木林でカブトムシを取ったことがあるんだろう。
現代の子供に対して自分が本物のカブトムシを取った(そしてニワトリはひねったことがない)経験を元に意見をしているわけだ。

筆から鉛筆については、筆でなら得られた何かを失うものもあったにせよ、それ以上に鉛筆にメリットがあったから普及したわけだ。

電子教科書だって同じはずなのに、今のところ(100年前の筆派のような)反対意見が強すぎるように感じる。
電子化によって失うものがあることは承知している。それでもメリットに注目して、あらゆる活動の電子化を加速させることが必要だ。

自分は、もっともっと早く組織を、日本を進化させたい。

※追記 バーチャルなカブトムシに対する自分の倫理観は「カブトムシを取るのは本物ではなくバーチャルであるべき」だ。なぜなら、カブトムシを取るというのは、食用以外でその生命を奪うことにつながる。そもそも人が生きるために他の生命の犠牲を土台にしなければならないのは当然であるが、その一方で情操教育のために、カブトムシやハムスターの死によって、幼い子は学ぶのだ、というような意見には大反対だ。人間は教育のために他の生命を殺していいほど、そんなに偉くない。

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