社長BLOG

CNETパネルに回答「WindowsPhoneに流れるのかも」

Googleがモトローラを買収した件で、CNETオンラインパネルに回答した。詳しくはそちらを。
http://japan.cnet.com/panel/35006189/300015010/

スマートフォン端末メーカーは、これまで膨大な開発費やライセンス費用がかかる携帯電話向けOSの開発をGoogle社のオゴリでできたことはハッピーであった。

OS開発とハードウエア開発の水平分業して市場に提供しようという働き。昔のPCにおける、インテル、MS、DOS/V互換機の発展状況がイメージとして重なる。一方、今のところスマートフォン市場は、垂直統合型のAppleが圧倒的に支配している。AppleはPC分野においては、垂直統合がうまく行かなくて一度負けているんだけどね。ここはなかなかおもしろい。

Googleとしては、なんだスマートフォンは垂直統合でやってしまったほうがいいんじゃない?

と考えたんじゃないだろうか。

でもチョーっと考えてみたい。ハードウエアまで統合することにいま、価値があるんだろうか?
実際に今Googleが押さえなければならないのは、ハードウエアではない。Googleが得意なソフトウエアであり、OSよりももっと上位である課金システム、アプリケーションストア、ユーザー体験の統一のほうが重要だ。
たとえば、画面サイズとボタンの配置の統一基準化、ここだけやればいい。Androidにはこれが欠けているから、マーケットが伸びないのだと言い切ってもいいね。この基準化にメーカーが飲まなかったら、Android提供しないよ、なんてわがままを言ってもいいくらいだ。

モトローラを買っても、Androidにおいてこの部分を強化することはできない。
むしろ他の端末メーカーに与える悪影響のほうがよっぽど気になる。

モトローラのパテントリストを手に入れ、アンチAndroid陣営の攻撃から守るため、というのもあるかもしれないが、
それならじっくり交渉して、パテントだけ買収したり、レンタルするような契約をしたほうがよかった。
じゃないと端末メーカーに無用な恐怖を与えることになる。

端末メーカーにとって、Appleはもう相手にできないし、Androidが恐怖だ。となると残るは、ソフトだけしかやりません会社のMS、WindowsPhoneにいくらか流れることになるだろう。少なくとも今MSは、端末メーカーに対して猛烈にアプローチしているはずだ。

WindowsPhoneも行けてないところが山ほどあるので、どちらを選ぶにしても端末メーカーは大変だ。

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