社長BLOG
2010年 OpenPNE連合プロジェクト
- 2010-01-06 (水)
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2005年にOpenPNEが世の中に出て今年で丸5年になる。
「組織ごと、タテマエごとにプライベートなSNSは必要だ」
OpenPNEプロジェクトが5年間に渡って継続できたのは
プロジェクト立ち上げ時の、このコンセプトの正しさを示している。
小さなソフトウエア開発会社にいながら、5年間にわたってひとつのソースコード、製品に関わることができたことは、ものすごく成長ができたし、とても幸せだ。
ソフトウエアエンジニアとして、5年間ひとつのソースコード、ひとつのプロジェクトを続けたことがあるだろうか?(ダルくてつまらない、大きなだけのSIプロジェクトなんかは別にしてね)
この5年間の活動の結果、OpenPNEによってプライベートなSNSが成立したのはいいけれど、当然のことながら個々のSNSのサイズは小さくなってしまった。
この状態では、OpenPNEはmixi GREE Facebook等のメガSNSの並べて語られることは無い。
個々のSNSは広告媒体やゲームプラットフォームとして見た場合、魅力に欠けるところがある。
OpenPNEのミッションは
「OpenPNE上であらゆる組織が活動できるようにすること」
にある。これはおそらくFacebookにしてもmixiにしても、GREEにしても同じようなミッションを持っているはずだ。
OpenPNEがこれらメガSNSと同じ土俵で語られないのはつまらない。広く一般に広めるための障害にもなるだろう。
そこで、2010年自立した個々のSNS同士が、お互いに連携し大きなSNSネットワークを作るという「OpenPNE連合」の構想を打ち立てることにした。
このアプローチによって、mixiよりもFacebookよりも規模の大きい世界最大のSNSネットワークを作り上げることが目標だ。
今年から、30,000のOpenPNE運営者の方々と一緒に、このミッション、夢を追いかけていきたい。
私は、mixiもGREEもすでにSNSではないと思っている。これはゲームセンターだ。サービスはすばらしいし収益的にも、規模の大きさでもすばらしいと思う。しかしながら、すべての組織の活動を表現する真のソーシャルネットワークを目指してはいないと思う。我々はゲームセンターを作るためにOpenPNEプロジェクトを進めているわけではない。
最初の5年でSNSパッケージシェア日本一。真のソーシャルネットワークを実現するために、次の5年間で世界一しかもSNS連合で。
夢というにしても大きすぎるかもしれないが、この夢に突き進む5年間をこれから送っていく。
コピーライトの2009が自動で更新されていた
- 2010-01-06 (水)
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まだまだ行ける新聞ビジネス
- 2010-01-05 (火)
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メディア・パブ: 新興新聞社Politico,創刊3年目で早くも黒字達成へ
こうなると政治がらみの仕事と関わっていてワシントン以外に住む人も,Politico紙を読む必要がでてくる。そこで,ワシントンDCなどでは無料で入手できるPolitico紙を有料で販売したのである。購読料は国内読者が年間200ドルで,海外読者は年間600ドルとなっている。議会の開催中は毎週3回(火,水,木曜日)発行し,それ以外は火曜日の週1回だけ。
アメリカの新興の新聞社が創業三年で黒字を達成したというニュース。
すばらしい。
自分も正直、従来の新聞のビジネスモデルはつらいかもと思っていたが、テーマやコンテンツの選び方、徹底したコスト削減を実現することで、収益化に成功している。
以前北海道の新聞業界関係者の方と話したとき、本紙はおいといて、釣り新聞と花新聞は調子が良いんだよ。
と言う話を聞いた。新聞の将来はここにあるかもね。
新聞の要素をもう一度きっちり因数分解し、解をみつけたい。
・月4,000円の購読型サービス
・紙、斜め約1mのビッグディスプレイ
・配達
・折り込み広告
・記事の信頼性
・読んでいる人は知識人、社会人の一員になれる気がする
×新聞は新しくない。スピードは遅い部類だ。
×国民全員が知りたいニュースはもう存在しない。
twitterのビジネスモデルをお節介にも考える
- 2010-01-02 (土)
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「スピードを売る」
カンファレンスなどでtwitterを使うのは便利なんだけど、ハッシュタグの検索がリアルタイムに追従できなくて、3分ぐらい遅れることがある。
日常使っている分には全然気にならないけれど、時間制限のある場では、この遅れは致命的だ。
twitterの機能は全くそのままにしておいて、検索をスピードアップしたいハッシュタグを有料にするなんてどうだろうか?
※ビジネスとしては小さいかな。
謹賀新年2010
- 2010-01-01 (金)
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みなさま、あけましておめでとうございます。
2009年は我々が活動するSNS業界にとって激動の年でした。
・OpenPNE3のリリース
・GREEの鮮やかな復活
・twitterのブレイク
・キヌガサ、カフェスタなどのSNSの閉鎖のニュース
・メガSNSのソーシャルゲームプラットフォーム化
OpenPNEプロジェクトはOpenPNE3のリリースによって、SNSエンジンから、ソーシャルプラットフォームへと舵を取りました。
メガSNSのプラットフォーム化にも呼応し、エンターテインメント、ビジネス問わず、あらゆるサービスがソーシャル化する流れが決定的になっています。
twitterの普及もすばらしいです。海外から持ち込まれたソーシャルサイトの中で日本で本格的に普及したのはtwitterが最初です。この成功を丁寧に分析し、OpenPNEの発展につなげていきたいです。
2010年、我々は今年の戦略の第一弾として、OpenPNE3.4をリリースします。OpenPNE2から本格的に移行することができる、最初のリリースになります。SNSに本格的な機能拡張をする場合には、Ver3が断然使いやすいです。
今年はOpenPNE3.4を元にしたソーシャルサイトが多く数多く登場すると思います。
また、30,000以上存在するOpenPNE同士を連携させて、巨大なSNS連合を構築するプロジェクトも構想中で、現在仕込みの作業中です。我々は多くのSNSを連合させることで世界最大のソーシャルプラットフォームの構築を目指します。
他にもやりたいことは盛りだくさんなのですが、思いばかりでは手嶋屋開発チームのみんなに負担をかけてしまいます。
のびのびとOpenPNEプロジェクトに取り組める体制を作るため、経営者としての成長を自分個人の目標とします。
最後に手嶋屋は社員一同、これまで以上にOpenPNEを通じて、組織運営に貢献できるように努力します。
今年もよろしくお願いします。
妹認証の作者、手嶋荘に体験入居。
- 2009-12-27 (日)
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妹認証で有名な?菅礼紗さんが、今日から手嶋荘に体験入居を開始した。
年末年始の休みの時間を利用しての入居になる。現在高校三年生。春から都内の大学に通い始めるとのこと。
手嶋荘の定員は3人まで。現在入居者は2名。
正直言って、リッチな生活をするには向いていないが、とにかく家賃が安い。今のところ1万円/月。
若いプログラマ仲間と共同生活しながら、切磋琢磨し技術を磨く。貴重な体験ができると思う。
興味がある人はぜひご連絡を。
※「openpne」と文字が入ったつぶやきは、すべて読んでいるので、それで釣ってもらってもOKです。
海外でもプライベートSNSが伸びてきている。
- 2009-12-26 (土)
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GROU.PSが好調とのこと。
海外のプライベートソーシャルネットワークのサービスはNingが有名だが、GROU.PSも200万ユーザーまで伸びてきたそうだ。
OpenPNEはオープンソースとして、エンジン自体を配布してるので、NingやGROU.PSと単純比較はできないが、世界規模で需要が出てきたのは、とてもエキサイティングだ。
「国民には不健康になる自由はあるのか?」台湾でジャンクフード税を導入へ
- 2009-12-24 (木)
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台湾、世界初の「ジャンクフード税」導入へ 国際ニュース : AFPBB News
「国民には不健康になる自由はあるのか?」
自分の意見ではノーだ。
不健康な人への医療負担により、税金が浪費されると、自分の不利益になるから。
※と言っても、自分みたいに夜型人間だと不健康だといわれ、夜型人間税なんてものが適用されたらそれはそれでイヤだな。
1月29日 Metaverse-Conference2010開催
- 2009-12-24 (木)
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メタバースに関するカンファレンスが、1月29日14:00~渋谷で開催される。
OpenPNEはブラウザを使った文字と写真のコミュニケーションが中心だが、メタバースへの思い入れは実はかなり強いのだ。
自分はマトリックスや攻殻機動隊が大好きなんだが、メタバースにはまる人たちも、みんな好きに違いないと思っている。
こうした世界を、見たまま直接的に作っているのがセカンドライフであり、セカイカメラであると思う。
自分は
「マトリックスや電脳は、2009年現在でどんな姿をしていたのか?」
を常に考えながら、OpenPNEプロジェクトを進めている。
現在あるテキスト中心のSNSが成長し、デバイスなどが進化してやがてマトリックスになるのだと思いながら、開発を進めている。
メタバース系とSNS系のふたつの異なるアプローチが融合してくるのが2010年なのかもしれない。
RedHat師匠が好調
- 2009-12-24 (木)
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Red Hat の第3四半期決算、アナリスト予測を上回る売上を達成 – japan.internet.com Webファイナンス
我らの師匠、オープンソースビジネスの先駆者の業績が好調だ。
RedHatのビジネスモデルは手嶋屋の物とは大分違うが、四半期で2億ドル近い売上げを立てることができるというのは、オープンソースのビジネスモデルが正しく機能すると言うことを証明している。
現在の手嶋屋の先輩はWordPressを開発したAutomatticだ。
最高に優れたオープンソースのブログエンジンWordPressを無償提供し、ホスティングやセキュリティなどの関連サービスで事業化している。
手嶋屋もスケールは小さいながらほぼ同様の事業展開を進めている。
最近、週に3回はAutomatticやwordpress.comのサイトを開いている気がする。







