社長BLOG

「ネスプレッソ」はプライベート・ソーシャル・ネットワークといえる

出張から帰ったら、会社に「ネスプレッソ」が導入されていた
※酒井さんありがとう!


最近ジョージ・クルーニーをCMに起用したりして、ネスカフェがガンガン押している。

このネスプレッソとは、カートリッジタイプのエスプレッソマシンで、メンテナンスが簡単でうまいエスプレッソが飲める。
1杯70円というのが、これまた絶妙な価格設定だと感じた。

高い!がうまいし楽だ。エスプレッソマシンと比較するのではなく、スタバやタリーズに買いに行ったらもっと高いし、時間もかかるし、、、、。と思わせるところが絶妙であるのだ。

1.メンテナンスが簡単で便利
2.通常のコーヒーよりもずっとおいしい
3.価格も納得できる

このように直球でいい商品、サービスを作ったと感心している。

と、ネスプレッソ自体はこの辺にして、考えていきたいのは会員登録の方法と、コーヒーカートリッジの販売方法だ。
私はここにプライベート・ソーシャル・ネットワークの芽があると考えている。

コーヒーを淹れるマシン本体自体は量販店でもAmazonでもどこでも買えるのだが、カートリッジは日本に10数店舗の専門店を除いては、専用のECサイトでしか買えない。これは殿さま商売というのだろうか。会員専用に直販で売りたいんだろう、その気持ちはわかる。いい商品だしね。

商品の元がいいもんだから、細かい行けてないところが気になってしまう。
「可愛い子がダサい服を着ている状態」だ。
※これはどこかのゲームクリエイターの言葉

ECサイトが使いにくい。自分はもっとコーヒーを飲みたいのに、単純に買い足すのが大変なのである。

このECサイト、会員登録をしなければ買えない。

※マシンを買ったらそこでもはや会員なんだから、会員登録無しでマシンにパスワードの紙でも入れておけばいいのに。

単純に日が浅いだけかも知れないが、会員向けのサービスも不足していると感じる。
私はソーシャルな話がしたい。

このコーヒーのオススメの飲み方はなんだろう?マシンにぴったり合うコーヒーカップでいいのはある?
メンテナンスの仕方は?置くのに最適な台について。16種類のコーヒーに、お菓子は何が合うか?
大量に買って、今度飲み比べしない?

こんな話を、購入者同士でしたいのだ。

商品ブランドに対するファン、信者、シンパを作り出し、長期的に繰り返し購入する。

これがベストな商売のやり方だし、ネスプレッソはそれに到達できる良いサービスだと思う。

購入者向けのソーシャルサイトと使いやすいECの組み合わせは十分に研究し、お手伝いできるようになりたい。

プライベート ソーシャル・ネットワークとEコマース

EコマースシステムとOpenPNEを連携し、
プライベート ソーシャル・ネットワーク上でのEコマースが行えるようにした。
ソーシャル・ネットワーク部分は手嶋屋、Eコマースやフルフィルメントの部分は提携先のブレインウェーブ社がそれぞれ担当する。

※提携の詳細ニュースリリース

狙いどころは以下のとおり。

◆Eコマースシステムとシングルサインオン

特定のプライベートなソーシャル・ネットワークに対して限定で商品を販売するための基本の仕掛け。OpenPNEとID連携し、ユーザー内でのみ購入可能にする。

従来のEコマースは、千客万来が基本で、なるべく多くの人が買えるように間口を広くする。しかし、あまりにどこでも誰でも買えるようになると、比較対象がどうしても価格のみになってしまう。

商品やブランドに正しく価値を見出していただき、リピート購入してもらう。
いちげんさんより常連を大事にすべきだ。
これが一番の狙い。自分がこうあってほしい、という商売の未来である。

グルーポンをはじめとして、一見さん向けのクーポンはお客さまの長期的な関係という観点からは好きにはなれない。

クーポンは新たなお客さまと出会うためのツール、として割りきって使うのは理解できる。
しかしネットテクノロジーの力はそれだけではない、お客さまとの関係を深めるためにも使えるんだ、というところを見せたい。

◆フルフィルメント

組織運営は得意だし、製品はあるんだけどECはやっていないというような事業者のために、
商品さえ置いてくれれば、あとのことは全部やりますよ。という働きかけもできるようにした。

アパレルブランドのハウスセールやメーカーの社販などでの利用を想定している。
ECよりもソーシャル要素の強い組織のバックアップとして利用していただきたい。

◆低価格スタート

OpenPNEはもともとOSSだからライセンス料金は一切かからない。
ECと組み合わせても極力コストが上がらないように配慮する。

※詳しくは今回のニュースリリース全文をごらんください。

カジノに賛成

MIX11の開催地はラスベガスだった。

おそらく一時よりは勢いがなくなったと思うのだが、それでもやはりすごかった。

ラスベガスはカジノだけではない、総合エンターテイメント都市である。

エンタメの中核にはカジノがあり、その周りにホテルリゾート、レストラン、劇場、ショッピングモール、アトラクション施設と広がっている。

最強最大のコンテンツを中核として、その周りに層を重ねるように充実させていく。

カジノの隣にはシルク・ド・ソレイユやライオン・キングの劇場をつくることができるが、
パチンコ屋や競馬場の隣では無理なのである。日本のギャンブルではエンタメとしてのレベルが低すぎる。

日本も、カジノはやるべきだ。

自分としては、お台場がいい。食品を扱う築地市場はあの場所には作れないだろうから、カジノを作ってしまおう。

とはいってもラスベガスと同じような、でかくて派手なカジノを作る必要はない。
ラスベガスといえどもすべてのホテルを満杯にする集客力はすでに無いはずだし。

近くて便利なカジノ。これがいいだろう。

Microsoft MIX11に参加して

マイクロソフトのWebテクノロジーイベント MIXに参加した。

大量のマイクロソフト製品やWebサービスに浸った5日間だった。

ここのところオープンソースばかりを追いかけてきていたので、
疎遠になっていたが、改めてMSの事を知るよい機会になった。

多くのインプットがあったが、一番大きな感覚は 携帯関連の発表を聞いていて、

今の時代はMS-DOSが登場した頃に微妙に似てるかも?

というところであった。この直感を考察すると次のようになる。

その昔、コンピューターメーカーはそれぞれ自分たちのハード専用のOSをつくっていた。
当時はデバイス、OS、ソフトウエアといった分業体制は確立していなかった。

そこでマイクロソフトが登場し、汎用のオペレーティングシステムというジャンルを確立し、各ハードメーカーに提供して行った。
ここからMS-DOS、Windowsと支配を広げていって、(途中オフィスソフトウエア市場にも進出しながら)今のポジションを築いた。

現在の携帯電話の状況はどうだろうか?AndroidのシェアはiPhoneと並んでトップだ。

しかし、いまのところ自分がAndroid携帯を買う気にはなれない。

iPhoneと比べるとまだまだ半完成品といった感じがする。OS単体の品質は非常に高いんだけど。
アプリケーションマーケットや、決済なども含めた総合的に優れたユーザー体験をが弱い。
いいアプリがない。暇を潰すゲームが無い。

キャリアやハードメーカーの思惑で、ワンセグが付いてたり、おサイフケータイになってたり、仕様もバラバラ。
ボタンの位置もバラバラ。
そのためOS本体にもちょこちょこ手をいれている。
アプリケーションソフトも自分で書いている、アップストアも各社バラバラ。

ハードメーカーが自分たちの製品のためにOSやアプリを書いている

というこの構図が、MS-DOSの出はじめのころと似ていると感じたわけだ。
※少々強引であり、イベントに長時間参加したせいか、MSよりになってるかもしれないけど

より良いユーザー体験を提供するためには、Androidだけでは足りないパーツがある。
マイクロソフトがこの状況に飛び込むことができるか?

優れたOSを提供し、アプリケーションマーケットと課金手段を用意する。
画面のサイズ、ボタンの配置やデバイス機能に統一的な基準を設定して、ユーザー体験のレベルを揃える。

こうした行動を取れる事業者が、次の覇者になると確信した。

話は飛ぶが

今回の携帯向けOSの名称は

そうそう、Windows Phone 7 のHomeボタンマーク、これは最悪だ!

頭がどうかしているとしか、言いようがない。
MS色やWindows色をだしてもいっこもいいことがないのに、なんでこんなことをするんだろうかわからない。

Windows Phone 7 ではなく XBOX Phone とすべきだ。

地域SNSでノマドのワークスペースをつくる

夏がこわい。このまま行ったら、エアコン無しで開発をしなければならないようになるかもしれない。

OpenPNEで何かできないか?

そう考えて思いついたのが、在宅勤務と地域SNSによるノマドワークスペースづくり。
特にノマドが気に入った。良い表現ではないけど簡単にいえば疎開だね。

OpenPNEをベースとした地域SNSは数多くあるけど、それぞれのSNS同士の連携はあまりできていない。

地域活性と電力使用の分散化、放射能から逃げるために、日本各地にワークスペースを作れないだろうか?

日本各地を点々としながら仕事をするって、案外快適なのではないかな?

今日は九十九里でさざなみの音を聞きながら。
今日は静岡でお茶の香りに包まれながら。
今日は沖縄で、、、、。

地震がなければ思いつかなかったアイデアだけど、
工場労働の延長線である現在のオフィス労働から、われわれが進歩する、
いいきっかけになるのではないかな?

CentOS5.6 リリース記念 さくらのVPSにOpenPNE3

ついにCentOS5.6がリリースされた。

OpenPNEはRPMだけでセットアップできることを基準にしていたが、しばらくそのルールから外れた状態だった。
(標準のRPMに入っていないPHP5.3が必要だったから)

CentOS5.6(RedHatEL5.6)からは標準搭載になるので、この機会に再びインストールレポートを行う。

今回はYoutubeに動画としてUPした。

結構ドタバタだったけど、少しでも参考にしていただけるとうれしい。

3月11日三郎おじさんが亡くなった

3月11日の17:00。ちょうど地震があって2時間後に、おじさんが亡くなった。

手嶋三郎。父親の兄にあたる。

ここのところ調子が悪く入院しがちであった。
そこに地震のショックが重なった。

父親を早く亡くした自分の、親代わりをしてくれた人だ。
まだまだ恩を返せていないうちに逝かれてしまった。

小学生の頃の思い出が多い。
東京見物のはとバスツアーに連れていってくれたことを思い出した。
※東京見物のはとバスツアーは東京在住者にもオススメする。あれはいいよ。

右が参議院で、左が衆議院と教えてくれた。
なんで右が衆議院じゃないのだ?と不思議に思ったのを覚えている。

最後はジェスチャーしかできなかったが、
「商売」「嫁さん」「母親」(それぞれのジェスチャー)ですべて言いたいことがわかった。

色々と頭の切れるおじさんであった。

おじさんが、3月11日を選んだのは、

「このタイミングなら、家族みんな絶対忘れないだろう。よし」

とでも考えたのではなかろうか。

自分はそう思いたい。

OpenPNE3の計画停電関連アプリ紹介

計画停電関連のアプリを2本紹介する。

OpenSocialガジェット

使い方

・管理画面からOpenSocialプラグインの設定
・以下のURLを入力

https://gist.github.com/890677.txt?tepco-usageview.xml

・ユーザーとしてログインして、アプリを選択
・アプリギャラリーから追加

OpenPNEプラグイン

使い方

・以下のURLからダウンロード     
https://github.com/hiroyaxxx/opTepcoPlugin
・pluginsディレクトリに展開する
・管理画面:ガジェット設定からプロフィール画面にガジェットを配置する

被災エンジニアに仕事と住まいを提供

被災されたエンジニアの方で手嶋荘に住み込み(と言っても通勤しますが)で働ける人は、1年間板橋の手嶋荘の家賃ゼロで貸します。敷金もゼロ。

1年経ってそのまま手嶋屋の仕事が続けられるようであれば、地元に戻ったまま在宅勤務ができるように手配します。

住み込みで働いて故郷に貢献したい!という方は、http://twitter.com/#!/tejimaまでご連絡下さい。

※PHPのエンジニア能力はかなり高い必要があります。誰でもというわけではなく、手嶋屋で働ける能力基準をみたしている人限定です。

GoogleAppsとOpenPNE3をシングルサインオンでつなぐ

被災地の支援のためGoogleAppsが被災地向けに無償提供される。

http://japan.cnet.com/sp/eq2011/35000587/?ref=rss

 グーグルは3月16日、東日本大震災の復興を目的として「Google Apps for Business」を無償で提供すると発表した。

GoogleAppsとOpenPNEは簡単にシングルサインオンできるので、両方使ってほしい。
使い方はOPVC10に詳しく書いてある

OpenPNEオープンソースで提供しているので、もちろん無料だ。

※導入が難しい場合は、被災地の企業や団体に限り無償でサポートします。@tejimaまでご連絡下さい。

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