社長BLOG

eラーニングから、eクラス、eキャンパスへ

eラーニングワールドが終わって一番感じるのは、eラーニングの世界にSNSは必要なんだなということ。

eラーニングは、空いている時間に一人一人がただ問題を解いていくだけでなく、クラス、スクールという単位で、参加メンバー、期間をそろえて仮想的なクラスをつくろうと言う段階にきた。
ここが今回のeラーニングワールドのメインテーマになんだなと思った。

ここにOpenPNEが参入して提案したいのは「キャンパスライフ自体のバーチャル化」だ。

自分の経験でもそうだが、大学の価値の半分以上は、キャンパスライフにあるのではないか?
「学科の仲間」「サークルの先輩後輩」「ゼミや研究室のメンバー」「大学近くのアルバイト」
同じ境遇の仲間達との出会いや、交流、学生生活自体が、社会性を身につけたり、人脈や見聞を広げる大事な要素だった。

OpenPNEはこうした組織のコミュニケーションを、クラスやカリィキュラムに縛られずに、自由に、有機的につなぐことができる。

OpenPNEでeラーニングを、eキャンパスに変えることができれば、今回の取り組みは大成功だとおもう。

※デジタルナレッジさん、いっしょに頑張りましょう!

SNS構築に関しては、手嶋屋に直接相談していただきたい。

企画段階は終わり、開発段階の時点で手嶋屋に回ってくる案件に苦労することがある。

開発段階で回ってくると、コミュニティ設計、機能設計がまずく、これからではどうにも挽回できないと言う状況に陥りやすい。

手嶋屋にはこだわりがある。OpenPNEを使ってもらう以上、運営に成功してもらいたいと言う気持ちがどこよりも強い。

成功するSNSを作るために努力をしている手嶋屋の開発者にとっては、こうした開発は不幸であり、そもそも依頼主やエンドユーザに一番迷惑がかかる。

ということで、ことSNSの構築に関しては、どんな相談からでも直接弊社にまずご連絡をいただきたい。

お問い合わせはこちらから。
※難易度が高いものは手嶋あての直接連絡でも対応します。 メールアドレスは tejima@手嶋屋ドットコム まで。

なぜ在学生と卒業生はSNSを分けなければならないか?

答えは簡単。組織が違うから。

SNS設計の最初にして最大の難関は、
「どんな組織に対してSNSを作るか?」
「SNSに誰を入れて、誰を入れないか?」

の見極めだ。運営者としては、SNSのユーザー数は多い方がいいだろうから、テーマに合うかぎり出来るだけ大きなユーザーベースを対象にしてSNSを運営しようと思う。

しかし、自分の運営経験上、これははっきり間違いだと言える。

考えるべきは、どれだけ多くのユーザーを抱え込めるかではない。

「参加者がこのSNSに参加しないと話せない話題があるか?」
「参加者がこのSNSに参加しないと得られない人間関係があるか?」
「参加者がこのSNSに参加しないと得られない所属意識はあるか?」

このように運営者の意識を一旦忘れ、ユーザー一人一人の参加モチベーションを考えた上で、SNSの組織設計を考える必要がある。

ということで、在学生と卒業生の話に戻る。

在学生同士では、主に現在のキャンパスライフについての話題が多くなるだろう。
「歴史Iは代返が聞かない」「確率の試験対策プリントが出回り始めた」「今日のサークルは18:00~」と言う感じ。おそらく毎日ログインして使うツールになる。この輪の中にOBが入ってきてもコミュニケーションのスピードが全く合わない。技術的にも、大学が在学生向けにSNSを提供するのであれば学籍番号とひもづけるのが一番素直である。卒業生に学籍番号を振ることはまれなので、これも障害になる。

卒業生同士の交流は、在学生同士ほど活発でないだろう。年に数回もログインすれば良いのではないか?年に数回しかログインしなかったからと言って、失敗ではない。寄付金依頼付きの同窓会会報誌が送られてきて、読まずにそのまま捨ててしまうよりはよっぽどまし、と言うことだ。

他にも分けなければならない理由は色々あるのだが、それはまた今度。

なぜ大学にOpenPNEが必要なのか?

この図を見てほしい。
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従来大学は主に18歳の高校生を対象にして新入生獲得のプロモーション活動を展開してきた。しかしながら、少子化の進行に既存メディア離れが重なり、プロモーション活動は大変厳しい状況になっている。

少なくともこれから20年は高校生が増える気配はない。既存メディア離れの進行も続くから、短期的に高校生へのプロモーションの困難さが解消される事はないだろう。

この厳しい状況の中手嶋屋が提案するのは、OpenPNEを使った

「卒業生を見込み顧客に変えるプロモーション活動」だ。

どこにいるかわからない赤のゾーンの高校生をねらうよりも、大学とつながりの深い青のゾーンの卒業生を相手にしたほうが、ずっと効率が良いのではないか?という単純明快、単細胞な手嶋屋のロジックである。

すでに大学は生涯学習を掲げ、社会人大学院や、オープンカレッジ、eラーニングなどを展開している。受け皿の準備は整いつつあるのだ。後は本気で卒業生に対してアプローチをするだけだ。

では、いったいどのように卒業生にアプローチすればよいのか?

その答えが、卒業生コミュニティすなわち「同窓会」なのだ。

旧来型の単なる同窓会をOpenPNEというインフラ上で展開することで、「卒業生プロモーション活動の拠点」に変えることができる。

キーワードは
「大学3.5年生からのコミュニティ参加」
「生涯メールアドレスの提供」
「研究室の数×4の同窓会を毎年運営」
「社会人大学院へのお試しとしてのeラーニング提供」

詳細は現在開催中のe-Learning WORLDで詳しく説明をしている。このデジタルナレッジブースでご相談いただくか、手嶋屋の問い合わせフォームまで直接ご連絡いただきたい。

購読型のメディアは十分やれる(コストさえ下がれば)

広告料だけが頼りのネットメディアに対して、新聞と雑誌はエンドユーザーからの購読料も収益源になっている。

最近新聞、雑誌はだめだだめだと言われるが、ネットメディアのビジネスモデルに比べれば、よっぽど健全ではないか。

メディアが持つ各要素を構成するコストを購読料に見合う形で下げることができれば、十分良い商売なはずなのだ。

たとえば新聞業界でざっと考えると
・余計な設備はやめる。(支局、ヘリコプターなんかも持ってるらしい)
・妥当な水準まで給料を下げる。
・輪転機は昼間誰かにレンタル、夕刊刷らなくなるんだし。
・配達所も何かに使えないか?クロネコヤマトと一部シェアするとか。

自分のように10年近くふわふわ、ふらふらしたネットの世界に身を置いていると、既存メディアのどっしりとしたところには、ある種のあこがれを感じる。

このどっしり感を活かしつつ、OpenPNEで改革の手伝いができればうれしい。

※自分の母親は新聞が無いと困るという。自分は読んではいないが、新聞代は払っている(もちろん朝日新聞ね)。家族割りなんてやってくれないだろうか。親子の共通の話題がほしいのだよね。

プライドを捨ててユーザーを取れるか?「mixiエコー正式サービスに」

Twitterが日本で本格的に普及することが確実になった。
これを受けて、mixiは実験していたTwitterクローンサービス「エコー」を正式サービスに格上げする。

Twitter対抗、mixi「エコー」正式サービスに APIも公開へ – ITmedia News

Facebookモデルをねらうなら、なるべくシンプルに行動履歴を扱うタイムライン型のサービスは必須だと思っているので、良い機能追加だとおもう。

たぶんあんまり注目されないと思うけど、エコー正式に合わせて発表されているAPIが、どれだけTwitterのそれに似ているかが重要なんじゃないかなと思う。
自分なら細かいプライドは捨てて100%互換にするね。既存のTwitterクライアントが、簡単に対応できるように。

APIが100%互換ならmixiの勝ち、中途半端なAPIだったら負けと考えておく。

参考ピープル記者発表解説

7/30、朝日新聞社+手嶋屋+芸者東京合同の記者発表を行った。
手嶋屋パートについてだけだが、解説する。

まず、参考ピープルは朝日新聞社初のソーシャルメディアと言う位置づけになる。※ソーシャルメディアについての説明は後のスライドで。

サービスのオーナーは朝日新聞。

ソーシャルメディアの土台の構築は、OpenPNEを使って手嶋屋が担当する。ソーシャルコミュニケーションのキモの部分にあたる。

これだけだと、ネットマニアのための普通のソーシャルメディアになってしまうので、今回のターゲット(35才前後の一般人)に親しんでもらうために、引きの部分を芸者東京が担当する。

次にOpenPNEの説明。

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OpenPNEはすでに数え切れないほどの組織に対してSNSを提供している。

民主党が東京ライフというのを始めた(そしてすぐに閉鎖した)けどこれもOpenPNEを利用して作られている。

非モテSNSも、sexiSNSもだ。
あらゆる組織にソーシャル化の恩恵を与えるのが、自分たちの仕事だ。


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手嶋屋は3つのメディア(マスメディア、インタラクティブメディア、ソーシャルメディア)のうち、ソーシャルメディアを分析している。


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従来のメディアは、メディアを構成するほとんどの要素をメディア事業者自体が自前で作ってきた。読者は読むだけだった。


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それに対し、ソーシャルメディアはコンテンツを作るのも、どの情報をどうやって、誰に配信するかという配信経路も、そしてもちろん読者も、メディアを構成する要素のほとんどを、ユーザー側にゆだねることが特徴だ。
まあ、ソーシャルメディアは、コンテンツがとにかく多様なので、こうしないと採算が取れないという側面もある。

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こうした背景の中、OpenPNEはソーシャルサービスの基盤ソフトウエアとして、参考ピープルの技術上の土台を構築している。ソーシャルなつながりの表現部分であるSNSを基盤にもち、この上に今回のサービスに適したソーシャルアプリケーション群を配置していく。


と言うところ。
朝日新聞初のソーシャルサービスであるところが一番おもしろい。
しかもユーザーの反応を見ながら、機能の調整や拡張をしていくとのこと。
この姿勢が良いと思った。ソーシャルサービスをヒットさせる最低条件だと思う。

新聞社が立ち上げたと言う事実を、会社のしがらみという弱みではなく、新聞社しかできないという、強みになるようにしていきたい。

【お知らせ】 手嶋屋サイトリニューアルしました

こんにちは。
広報の白石です。

夏らしい天気になりましたね。
今日は、これから朝日新聞さんと芸者東京さん、そして手嶋屋が作る新しいメディアの発表会です。

築地本願寺で開催されるこのイベント、たくさんお客さんが来てくれる予定ですが、イスが足りるか心配です。

詳細はまだ秘密。どんな会になるのか、私も楽しみにしています。

●サイトリニューアルしました

手嶋屋のサイトがリニューアルされました。
トップページにイラストが入りました。

手嶋屋なので和風、そしてOpenPNEのインターフェイスも入れてほしい…とリクエスト。
ユーモラスなトップ画面になったでしょうか?

また事例紹介や役員紹介、沿革のページなどが作られましたが、これからほかにもどんどん追加で作成していきますのでお楽しみに。

www.tejimaya.comリニューアル完了

https://www.tejimaya.comhttp://www.openpne.jpのリニューアルを完了した。

よく見ればわかるが、レイアウトを全く同じように作ってある。コンテンツを相互に作成しやすくするためだ。

内容はまだまだ不足しているが心機一転晴れやかな気持ちで、プロジェクトを進めていけそうだ。

OpenPNEをCMSの一部として見るのは気になる。 

tejima: OpenPNEをCMSの一部として見るのは気になる。 CMSはコンテンツを効率よく表現するためのツールであり、OpenPNEは組織を効率的に表現するためのツールだ。#m #tb #g #fb

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